2002-06-25 第154回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
グループ内寄附金の控除を認めない、子会社の損失を翌期に繰越しさせないなどは、制度濫用の防止策というよりも、税収確保のための小細工といった感があります。 特に、連結付加税につきましては、制度そのものについても、二%という税率についても、単に歳入確保という以外に全く論理的説明がありません。
グループ内寄附金の控除を認めない、子会社の損失を翌期に繰越しさせないなどは、制度濫用の防止策というよりも、税収確保のための小細工といった感があります。 特に、連結付加税につきましては、制度そのものについても、二%という税率についても、単に歳入確保という以外に全く論理的説明がありません。
グループ内寄附金の控除を認めない、子会社の損失を翌期に繰り越せないなどは、制度乱用の防止策というより、税収確保のための小細工といった感があります。 特に、連結付加税につきましては、制度そのものについても、二%という税率についても、単に歳入確保という以外に全く論理的説明がありません。
内容、とりわけ、税収確保のために役所の言いなりになった結果、グループ内寄附金の控除を認めない、子会社の損失を翌期に繰り越せないなどという小細工を行い、きわめつけの連結付加税に至っては、何のために連結納税制度の導入を図るのかという、制度の基本的な考え方を疑わせるものとなってしまいました。